(12)ドライヤーで股間や肛門を乾かす老人達

このふれあいスポーツランドのプールの更衣室には、ドライヤーが設置してある。このドライヤーの近くには、ドライヤーを頭髪以外に使用することを禁止する貼り紙がある。わざわざ禁止の貼り紙があるにもかかわらず、筆者は、その禁止行為を目撃したことが何回もある。筆者が利用する時間帯だけでも、少なくとも常連の4人はいる。いずれも60代後半から70代と思しき偉そうな態度のじじい達である。

首筋や背中ぐらいならまだしも、脇の下、足の裏、股間、肛門までも、とても直視できない光景に出くわす。人の気配に気付くと止めるから、どうやら罪の意識はあるようだ。だからこそ質が悪い。

これもおそらく、年配者だと思われるが、注射した時に貼られた止血テープをロッカーの中や、ベンチに貼ったり、腰痛などで貼った湿布を剥いで、丸めてトイレやロッカーの中に放置したり、マナーの悪さには開いた口が塞がらない。

洋式トイレの便器に血液が付着している時もある。どうしてこんなところに血液が付着しているのかと考えて、出てくる答えに、ゾッとしてしまい、地肌を着けて座れなくなる。消毒液が備え付けられていないから便座を洗い流すしかない。

でも、そういうじじい達が入ったプールでは、呼吸の為、口を空けて泳ぐわけだから、細かいことを言っても意味ない。